パリでよくあるスリ・ひったくりの手口
華の都パリ!ですが、実はスリ・ひったくりなどの犯罪が多発してます。
テロへの警戒が今は強いですが、テロよりこっちのほうがよっぽど遭遇する可能性が大です。
そこで、今日はパリでよくあるスリ・ひったくり手口をご紹介。
観光地は危険がいっぱい
エッフェル塔、凱旋門、オペラ界隈はスリやひったくりだらけです。
有名なのは、署名運動をお願いしてきてその隙に盗むパターン。
出典:http://fumi0112yy.blog.fc2.com/
または、署名したあとにその場で現金を要求してくることもあるそうです。
街中で署名をお願いされても、断りましょう。
出典:http://fumi0112yy.blog.fc2.com/
他にも、観光客になりすまして「道を聞いてきて気を取られている隙に狙う」、「写真撮影をお願いしてきてその隙を狙う」なんていうのもあるそうです。
そしてこの手の犯罪を犯しているのは、圧倒的に東ヨーロッパ系のロマ(ジプシー)と呼ばれる人たちで、若い人が多いのが特徴。
東ヨーロッパ系の人の特徴としては、上記2枚の写真のように少し中東系よりの顔となります。
中には、数人で取り囲んでカバンを強奪する、危険なグループもいるので周りには十分に注意しましょう。
また、美術館などの込み合う場所にはこどものスリグループが紛れていることも。
メトロ・バス内
メトロ(地下鉄)、RER(電車)、バス内でのスリ・ひったくりが多発してます。
私の友だちも先日スマホをすられましたし、私の夫もバス車内でスマホを盗られました・・・。
私の夫は右ポケットに入れていたのですが、混雑した車内ですられたことに気づかなかったようです。
混雑に紛れてスる方法はもちろん、ドアが閉まる直前にスマホを盗って車外へ飛び出すという手口も多いようです。
乗り物に限らずですが、混雑した場所ではスマホを極力出さず、仕様する場合は細心の注意を払いましょう。
ATMで・・・!
この治安の悪いパリなのに、なぜかATMが路上にあります。
しかも囲いも何もないので危険です、ほんと。
よく見聞きするのは、お金をおろしたあとに後をつけてカバンや財布を強奪するパターンが多いようですが、私の周りではこんなのもありました。
例1)夫が路上のATMでお金をおろしていたら、こども近づいてきてお金が出てくるところに、手を出してきた。
分かりやすーーーいですが、ATMから出てきたお金をそのまま盗ろうしたんでしょうね。「やめなさい!」と怒鳴ったら、こどもは逃げていったそうです。
例2)知人が路上のATMでお金をおろすため、画面を操作していたら若い男の人が、無言で背後からボタンを操作してきた。
無表情で、何も言わずただ金額などのボタンを背後から手を伸ばし押してきたのです。これ、無表情で何も言わずっていうのが逆に怖いですよね・・・。知人はびっくりしてしまったのですが、たまたま通りかかった優しい男性が助けてくれたので被害はなかったそうです。
日中は銀行が開いているので、路上のATMは利用ぜず極力店内にあるATMを利用しましょう。
スリ・ひったくりにあってしまったら!
大声を出す
定番ですが、やっぱりこれに限ります。
一応フランス語で、「泥棒~!」って言いたい場合は「Au voleur!/ オ ヴォルール」ですが、よっぽど熱心にフランス語を勉強してなければ、とっさに出ることなんてないと思います。
なので「きゃーーーー」でも「あぁぁぁーーー!」でもなんでもいいので、とりあえず大声を出しましょう。
実際、私の友人がオペラ界隈で真昼間にも関わらず、4人組の女性に腕などを抑えられカバンを強奪されそうになったのですが、とっさに「やめてーー!」と日本語で大声を出したため、相手は逃げていったそうです。
被害届けは出す?
被害に遇ったら被害届けをだしましょうというのをネットや公式なサイトでもよくみかけますが、
ぶっちゃけ出しても無駄です。
犯人が捕まって、荷物が戻ってくるなんて奇跡中の奇跡です。
その0.0000000000001%にかけたい人は出してもいいと思いますが、まずないでしょう。そもそも警察官自体がはなっから捕まえる気ないでしょうしね。
それでも、「もしかしたら、荷物が見つかるかも・・・」「憎い犯人を捕まえてほしい!」なんて、淡い期待を抱いて出したい人は下記を読んでから行ってください。傷が浅くてすみます。
運よく良い警察官にあたれば問題ないのですが、基本的にはまずフランス語がしゃべれなければ、話になりません。時間も何時間待たされるかわからないし、待たされたあげく、警察官に「出しても無駄だ」と取り合ってくれない可能性大。
日本だと取りあえず出してくれますが、ここパリは
いくら仕事であっても、めんどくさいと断られるとか普通です。
スリ・ひったくりで嫌な思いをしたうえに、わざわざこんな嫌な思いをしに警察署に行くなんて、傷口に塩を塗りに行くような行為です。
ドMな方だけどうぞ。
ただ、海外旅行保険やクレジットカードに盗難補償がついている人は出したほうがいいです。補償内容によりますが、被害額のいくらかが返ってくる場合があります。被害届けがないと補償を受けることができません。
パリの警察も「保険の補償を受けるために必要だ」と言えば、だいたいは対応してくれます。
場合によっては、保険会社やツアー会社が代行してくれることもありますので、まずは担当者に相談してみましょう。
こういう時、保険って大事ですねぇ。
海外旅行、留学向け保険なら海外旅行保険のAIUとか良さそうです。
せっかくの海外。
スリやひったくりに遭わないための対策も、前回書いたので良かったら参考にしてみてください。
▼スリに遭わないためためには・・・?
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